３年間にわたって化学工業に従事するために必要な基礎的実験・実習を行います。実験は大きく製造実験と分析実験に分かれます。製造実験では湿布の原料のサリチル酸メチル、甘味料のサッカリンや石けんなどを作ります。分析ではガラス器具を利用しての基礎的な分析方法から機器を利用した微量分析法も行います。１年生では金属イオンの定性分析や食酢中の酢酸の定量実験を行い、２年生では砂糖の分析やＣＯＤ測定(環境分析の一つ)をします。また３年生では、プラント実習や配管・配線などの設備管理の実習、また、ふるい分け・伝熱などの単位操作実習やガスクロなどの機器分析なども行います。さらに課題研究の科目で１つのテーマについて実習を行います。

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